わたしのやさしさは「受け取り方9割」

 

こんにちは。

最近、お雑煮にはまっています。

(ブログのまえおき本当に苦手です。)

 

今日は、ひととの関わり方で常々思っていることを

書いていこうと思います。

 

ざっくりいうと、

「伝え方と受け取り方」です。

 

 

同じ日本語だけど、違うことば

 

これは、自分のなかでもすごく大事にしている考えです。

すごく当たり前なことかもしれないけど

そのひとが日常的に使う言葉や読む本、

家族や、職業、コミュニティなどのそのひとを取り巻く環境によって

使う言葉に含まれている意味や言葉の使い方が変わってくると思っています。

 

わかりやすいのは「ふつう」っていう言葉だと思っていて、

「ふつう〜じゃない?」って使うことがあると思うけれど

そのふつうは、その言葉を使うひと目線でのふつうです。

たまに価値観を押し付けられた感覚になるので、

あんまり好きじゃない言葉なんですけど。

 

自分は何気なく使った言葉が、ある人にとっては怒りを買ったり、

傷つけてしまったりすることがあります。

 

見た目は一緒でも、ニュアンスは人それぞれ違うという考え方を

持っておくことで、

こうやって受け取られる可能性もあるなぁ、傷つけるかもしれないなぁ

と伝え方を考えることがやさしさだと思っています。

 



「伝える」「受け取る」

 

じゃあ、相手の立場になって伝えることができればいいのかと聞かれると

最近はそれだけじゃ、ひとと真剣に向き合うことはできないし、相手を尊重することはできないなと考えることが多いです。

 

自分のなかで、伝え方を考えるのはひとと付き合っていく上で

入り口に過ぎないというか、最低ラインというか、

当たり前のことのような次元だと最近は考えます。

 

じゃあ、次のレベルは何か。

私が次に大切にしたいことは

「受け取る側」がいかに相手のことを考えられるか、ということです。

 

伝え方を考えるよりも、受け取り方を考える方がやさしいなという結論に至りました。

 

そもそも、口から出る言葉って

絶対意味があると思うんです。

日々の会話でも、真面目な話でも、説教でも、批判でも、アドバイスでも。

告白なんてまさにそう。

 

中には、その言葉が持つ意味を考えずに出てくる言葉もあって、

傷ついたりすることもあるけれど。

 

言葉について考えれば考えるほど、

相手の気持ちを考えて使えば使うほど、

人に向かって出る言葉って

こうやっていったら傷つけてしまうかも...

でも伝えないと、あの人のためにならない...

どうやったら伝えたいことが伝わるかな...

そんな思考をくぐり抜けて

やっと出てきた言葉で、そこにはなにか意味がある。

 

友達が相談してくれたとしましょう

その相談の言葉は

こんなこと相談してもいいのかな...

でもどうしても共有しないと自分の心が潰されてしまいそう...

あの子だったら耳を傾けてくれるかもしれない...

そんな不安をくぐり抜けて

出てきた言葉です。

 

アドバイスとか批判などの言葉は

心にすっと入ってこない場合もあります。

 

ただ、人の口から出る言葉は「伝える」だけの意味があると思っています。

 

「伝える」方法だけを考えても、「受け取る」方法も一緒に考えないと

伝えたひとは損をすることばかりだと感じることが多いです。

 

相手が何を伝えたいのか、どう考えているのかを考えることが、大切にしたいやさしさに追加されました。

 

おわり